マンデン占星術・2020春分ホロスコープ

2020春分・ホロスコープ
☆ マンデン占星術 ☆
★2020年 春分図 ★
春分図を使って今年一年の流れを見ていきたいと思います。

前回の2019年は春分図では

太陽(国)は12室(福祉、医療)にあり反対には月(国民)の6室(健康衛生)、そしてTスクエアになる形で木星(拡大)が9室(法律)に居るので・・・
医療や福祉に関する新しい制度や施設などができるかもしれません。それによって国には金銭的な圧迫がかかる事もありそうです。

と読んでいたのですが
見ていた通り現在はコロナ等で国が金銭的に圧迫を受けている様に感じます。
娯楽産業の厳しさも書いていましたが、少し違った形ではありますが流れの通りでした。

(詳しくはこちらで・・・
https://mirisa.shinkido.tokyo/astrology/astrology-consideration/20190321-mundaneastrology)

追加するのであれば、9室を海外、6室を感染症と見ると現在のコロナの影響などが反映されていました。
12室の水星海王星の合も9室の木星によってコミュニケーションの制限や情報の混乱なども示されています。

では、2020年の春分図を読んでみます。

Ascは蟹座になりますので主役は月の意味する国民となるでしょう。
月は7室(他国)にあるので、蟹座的に自国を守るために水瓶座的なグローバルさを身に付けていきそうです。
他国のマネだった物が自国のオリジナルな物へと変化していく可能性も考えられます。

また、金星は6室の火星木星とトラインなので医療や福祉面で恩恵はありそうです。補助金などは期待できるかもしれません。

ただ月は10室の牡牛座金星とスクエアなので、それにより経済的には大きなダメージがありそうです。
もしくは国民に金銭的な負担が課せられる可能性も考えられます。

Des(他国)には土星冥王星の合という強烈な星の配置がありますので、日本に対する制裁や圧力は更に出てくるかもしれません。
10室(国家、政治)の天王星(改革、分裂)とスクエアでもあるので、外交問題で国家が荒れる恐れもあります。
ただ太陽でいうとDes冥王星土星がセクスタイルなので援助をしてくれる国もありそうです。

なんだか客観的に読むとネガティブですよね。
まぁこんな時期ですからポジティブに読むのも大事かなと思うので。
もっと個人的に焦点を絞っても見てみたいと思います。

メインの7室の水瓶座の月と10室の牡牛座の金星に注目すると、人間関係において互いを認めていかなければいけなくなりそうです。

人に対して好き嫌いがあるのは仕方ないかもしれません。
でも、あの人は好きだから良い、あの人は嫌いだからダメ、といった幼い判断をしてしまうのは危険かもしれません。

そういう考え方もあるよね、そんな行動の仕方もあるよね、といった違いを認め合う。
違うから排除するのではなく、それもあり。
もちろん自分は相手と同じにしなくて良いです。そこには正義も悪もありませんから。私は私。

Desにも重い星やオーバーロードがあるので他者からの圧力は強そうに見えます。つい被害妄想的な思考にもなってしまうかもしれません。
ただ、ここも相手ではなく自分。人を責めるのではなく、あくまで他者として対処しましょう。

年末には水瓶座でグレートコンジャンクションがやってきます。
山羊座的な縦の関係ではなく水瓶座的な横の関係へと移り変わります。

あの人より上に・・・は、もう止めましょう。比べても同じにはなれません。
そもそも違う人間なのですから、あの人より上になんてなれるはずありません。
人とは違うオリジナルな自分!!で勝負しましょう。

「私」を確立している人は強いです。
人からの評価ではなく自己評価が出来ますから。自己納得で満足できる。
そして初めて他者へと受け渡していけます。

宇宙元旦は良い節目かもしれません。
ここから考え方をシフトしていくと、より時流に合った自分へと変化していけるかもしれません。

他者は怖いです。
他人ですから何とでも言える。
でも他者でなければ分からない自分も居る。

誰かが居て自分がある。
でも、貴方は貴方。私は私。

他者に溶け込んでも染まってしまわない様に。
オリジナルな自分を確立していって下さいね。

逢愛ミリサ

コメント

  1. 中里 潤 より:

    とても勉強になります。自分は自分、でも違いを認め合う、この考え方、行動を誰もが出来たなら、世界はまた変わっていくのかもしれませんね。

    先行き不透明な状況ではありますが、自分を確立しながら前向きに進んでいきたいと思います。

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